固定回線のイメージ
9月~10月は人事異動による転勤などで引越しが増える時期! また引越し費用の高い時期でもあり、出費の重なってしまいますよね。 だからこそ、ネットはどうするのか?と悩む人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、転勤や引越し時にはどのネットを選べばよいのか分かりやすく参考になるように、情報をまとめさせていただきました。

ネット回線の種類

  • フレッツ光などの固定回線
  • YmobileやWiMAXなどのポケットWiFi
  • マンション設置型のネット回線
  • スマホのテザリング
種類を挙げてみると色々ありますが、代表的なネットは上記の4つだと思います。 この4つのネットには様々な特徴があるので、簡潔に分かりやすく解説させて頂きます。

フレッツ光などの固定回線

固定回線のイメージ 月額:4,500円〜6,000円 工事費:必要 契約期間:2年間 フレッツ光などの固定回線のネット回線は、工事が必要な事、引っ越しが必要となれば解約もしくは引っ越し手続きが必要なため、基本的には違約金がかかります。 また月額が高いですが、それを取っても余りあるネットの安定性に高速通信は、ネットのハードユーザーには必要不可欠といっても良いでしょう。 しかし、引っ越し時には、引っ越し手続きや、解約などのアクションが必要になってきます。 引っ越し手続きの取れないような場所に引っ越しをする場合は確実に違約金が発生します。 ただ福岡や大阪に住んでいて東京に転勤で引っ越しをする場合、フレッツ光だったら違約金なしで解約することが可能です。 理由は、NTT西日本からNTT東日本に移らないといけない兼ね合いから、NTTの都合で解約となるためです。 しかし、地方独自のケーブルや光回線を契約している場合は、初期費用も高く違約金も高い割に、引っ越し手続きで持って行けないことがほとんどですので、転勤の多い方にはお勧めしません。

YmobileやWiMAXなどのポケットWiFi

  月額:2,500円〜4,500円 工事費:無し 契約期間:2〜3年 YmobileやWiMAXなどのポケットWiFiは、引っ越しなどで解約が必要ないのが嬉しいところ。また外でネットを使いたい方やスマホの通信制限回避に利用される方も多くいます。 それに月額が安いのもいいところの一つです。 しかし、電波を利用するものなので、場所によっては繋がりにくいこともあります。 とは言っても最近では、LTEなどで比較的繋がりやすくなっており、スマホ並みに電波の良いものもあります。 最近の傾向としては、ネットで利用するデータ通信容量が増えてきていることから、無制限でネットが出来るWiMAXのギガ放題プランも人気があり、都会や人の比較的多めののところにお住まいの方に好んで利用されています。 しかし、WiMAXは地方や田舎・山間部や海側などの人口密集度の低い場所では電波が弱い傾向にあります。ただ住宅地などでは比較的繋がることから必ずしも使えないというわけではないので、契約を考える方はWEBで出来るエリア調査を行ったのちに契約するのが一般的です。

マンション設置型のネット回線

月額:0円〜6,000円 工事費:無し〜有り 契約期間:無し〜2年 これに関しては、無料のものから有料のものまであります。 例えば、光回線もこれに当たる場合があるのですが、マンションに設備導入されている回線のことです。こればかりは住んでみないとわかりませんが、ケーブルテレビの回線だったり、光回線だったり様々です。しかし確実に言えるのは、無料の光回線ほど遅く、プロバイダも基本的には一つの筈なので、セキュリティーの兼ね合いで色々と問題があります。 またケーブルテレビ回線は、通信速度が思ったより出ないことが多く、基本的には通信トラフィックが良いとは言えないでしょう。 どこまで求めるのか?によりますが個人的には、この手の物は他でお金を払ってでも避けます。

スマホのテザリング

テザリングのイメージ 月額:スマホ代金 工事費:無し 契約期間:スマホと同じ テザリングはあまりネットをしない方にオススメです。理由はスマホのパケットをPCと併用で利用するので、想像以上にデータ通信容量が大きくなることが挙げられます。 また、テザリングの利用時はスマホのバッテリーが通常の2倍ほど減りが早くなってしまいます。 しかし月額が安いこと。ポケットWiFiみたいな端末を持ち歩かなくても良いことで、手軽な環境を作ることができます。更に言うと、スマホの電波が入る場所であればどこでもPCでネットが利用できるので、電波環境は間違い無く良いです。 ただ、テザリングはyoutubeなどを一切見ないというような条件下での利用を推奨します。 もし使うのであれば、ポケットWiFiを電波が届かないところでのみ利用するというような使い方がいいかなーと個人的には思います。

ネット回線の種類まとめ

ここまで4種類のネット回線を紹介させていただき、特徴をご理解いただけたところだと思います。 ここで簡単にその内容をまとめると。
  • フレッツ光などの固定回線 → ネットは安定してるが、月額が高く工事費や違約金がネックになる。
  • YmobileやWiMAXなどのポケットWiFi → 月額が安く、引っ越しに持ってこいだが、電波の兼ね合いで使えない可能性もある。
  • マンション設置型のネット回線 → 正直セキュリティーの問題やらで使わないことをオススメ。
  • スマホのテザリング → ネットのライトユーザーならオススメ!しかしyoutubeなどを少しでも見るなら非推奨。
このような感じに思うとわかりやすいかと思います。 しかし、個人的な意見がベースなので、利用者次第選ぶのが良いでしょう!

引っ越し時のネット選びで避けるべきものと理由

2年以内の引っ越しがわかってたり、いつ引っ越しするのかわからなかったりするのが転勤ですよね!もちろん単純な引っ越しでも2年間も同じ場所に住まない可能性が高いという方もおられるでしょう。転勤で引っ越しをされる方は尚更ですね。 では、引っ越し時のネット選びで考えておくべきポイントを把握して、何を選べば良いのか?どれはやめた方が良いのか?などわかりにくいことをクリアにしていきましょう。

ケーブルテレビ系は避けるべき(j-comなど)

理由は簡単です、契約した時の条件は緩く工事費用が発生しない分、辞める時に非常に多額の違約金や設備撤去費用が掛かります。 もちろん、ケーブルテレビを見たい方は問答無用でこれになる方もおられますが、更新月であっても辞めるための費用が発生します。だからこそ、避けるべき対象です。 マンションに設備が入っているからこれしか使えないなどと言ってくる営業マンもいますが、そんなことは断じてありえません。 そもそもそういう営業マンの提案は絶対に断りましょう。

テザリングも余程ネットをしない人でない限りは避けるべき

理由は、大抵の人がテザリングだけでは通信制限に掛かってしまい、速度の低速化に悩んでいるからです。 最近のネットはアプリでも通信をしますし、ウェブサイトの画像なども綺麗になってきた分、昔に比べる通信データ容量が増えています。そのため昔みたいな感覚でネットをすると知らぬ間にかなりのパケットを消費していたなんてこともよくあります。 また何よりも、アプリやスマホのOSのアップデートだけでなく、PCなどのアップデートは予想外にも通信データ量が多いため、何GBかこれだけで使ってしまう可能性もあります。 平均的にスマホのネットし放題プランは5GBの方が多く、スマホで利用することのみを前提としたプランとなっています。しかし契約プランを上げるとなると、スマホの月額が跳ね上がってしまうため、テザリングにするぐらいであれば、Ymobileの2,000円ほどのものを契約するのが適しているかもしれません。

フレッツ光などの固定回線もできれば避けるべきもの

引っ越しの多い方は、マンションに住む方が多いかと思います。 マンションの場合、固定回線の設備が導入されていれば光回線が使えますし、導入されていないマンションは少ないと思っても大丈夫です。 しかし、すべてのマンションでフレッツ光が使えるのか?というとそうではありません。 もちろん、導入数としてはau光などよりも多いので、仮に他の場所に更に引っ越しした場合に使える可能性がありますが、使えない可能性もあるため、もし次に行く場所で使えなければ強制的に違約金がかかってしまいます。 これは非常にもったいないですよね。 だから、どうしても固定回線が必要な人でもない限り、避けた方が良いかもしれません! どうしても固定回線を選ぶ方は、引っ越しが2年以内にあっても違約金のかからない可能性のあるフレッツ光を選びましょう。 それ以外の光サービスは、かなり高確率で違約金が発生してしまいます。

転勤をする人はそもそも引っ越しの多い人だからポケットWiFiが無難

ポケットWiFiのデメリットは電波の具合によっては使えない場所があることです。 しかしながら、最近では余程の地方でもない限り繋がります。 ただし、フレッツ光のような光回線と同じぐらいの速度が出るかといえば、こればかりは運次第です。もちろん同程度もしくは、それ以上の速度が出ることも多々有ります。 実際によくある平均的な速度は5Mbps〜15Mbpsほどです。 またポケットWiFiは工事がないので、手元に端末があるとすぐにネットが使えるようになりますし、また別の場所に引っ越しをしても次の場所で工事や面倒な手続きなしで快適に利用できます。 ただし、次の引っ越しをした場所で電波が入らないなんてこともあり得るので、そういった時にしっかりと対応してくれるようなポケットWiFiを選ぶのが理想です。

ポケットWiFiは2種類ありネットの利用用途次第で選ぶべきものが違う

ポケットWiFiは、WiMAXとYmobileが代表的で圧倒的なシェアを占めております。 そしてこの2社で選べば間違い無いと思います。 では、この2社の違いを簡単にご説明します。

WiMAXの特徴

WiMAXはギガ放題という月間の通信制限の無いプランがあり、ポケットWiFiで唯一キャッシュバックのあるものとしても人気が有ります。 また更に、auスマホをお使いの方は、auスマートバリューmineというスマホが最大934円割引にできちゃうので、auスマホユーザーには選ばれています。 月額は、2,800円〜5,000円ほどで選ぶプランやオプションによって異なってきます。 また契約期間は基本2年間です。 更にはプロバイダが選択でき、そのプロバイダによって月額とキャッシュバックやサービス内容が違います。 そのため、選ぶのに少し迷ってしまいますので、一番人気のあるポケットWiFiをあげさせていただきます。
一番キャッシュバックの高いGMOとくとくBB

GMOとくとくBBWiMAX キャッシュバック

このプロバイダは、大手通信会社GMO株式会社が運営しており、WiMAXの各プロバイダの中でもダントツトップのキャッシュバック金額を誇ります。 また最新機種が無料だったり、初月無料だったりといったサービスも魅力的なところが人気の理由です。 通信制限のないポケットWiFiを選びたい方はこれを選べば間違いないでしょう。

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Ymobileの特徴

Ymobileは、旧イーモバイルで、ソフトバンクのLTEが使えることで、室内などで繋がりやすいことで選ばれています。 しかしながら、月間7GB制限が有り、通信制限の気になる方にはなかなか選ばれません。 また契約期間は基本3年間です。 しかし月額はWiMAXよりも安く2,000円〜4,000円で利用できます。 7GB制限があっても問題ないよ!といった使い方をされる方には絶対お勧めです。 ちなみにYmobileもいくつかプロバイダが選べるようになっており、選び方によって選ぶべきものが変わってきます。 まず端末はなんでも良いから最安値のものにしたい!といった方は、Yahoo!wifiというプロバイダを選ぶと良いでしょう! また、通信速度のはやい最新端末を使いたいという方はBroadLTEというプロバイダを選ぶと良いでしょう。 どちらも月額は2000円台なので、選んで間違いないと思います。

最安値はYahoo!WiFi

Yahoo!モバイル

ヤフー株式会社が提供しているYmobileのポケットWiFiサービスです。 契約条件として最初に、yahoo!プレミアムというオプションに加入しないといけませんが、月額は最安値の2,480円です。

→ Yahoo!WiFiをみてみる

最新端末の最安値はBroadLTE

Broad LTE(ワイモバイル)

最新端末を最安値の月額で利用させてくれる良質なプロバイダです。 提供会社はWiMAXだけでなくフレッツ光などを扱っており、最悪電波が悪かったり満足できないな・・・となると、好きなサービスに変更ができる「満足保証キャンペーン」というものもやっております。 もちろん、違約金は負担してくれます。 速度も値段も求めるコスパ重視の方には一番オススメできます。

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引っ越し時は色々手続きが面倒だから、ネットは楽をしよう!

引っ越しをするとなると役所関係なり、家電量販店で必要なものを買ったり、インテリアショップで家具やカーテンなどを揃えたりしてお金も時間もかなり消費してしまいますよね。 だからこそ、お金もあまり掛からず、それでいて手間の掛からないネットにしようとしている方が最近は増えてきています。 フレッツ光などは契約時のオプションなどがものすごくややこしいし、家電量販店で契約する場合は、微妙に得しそうなキャンペーンを説明してきますが、結局オプション代払ったらそこまで得にならないものばかり。 しかも工事を待ったり、申し込みの手続きでかなり疲弊する人も多いぐらいです。 それであれば家で簡単にスマホからパッと契約できて得をできるのが理想的ではないでしょうか。 もちろん、ネットなどに疎い方はかなり不安要素も多いかと思いますが、そもそも家電量販店で契約したものであってもサポートはコールセンター頼りになってしまうので、どこで契約しても同じだということに気がつくことでしょう。 それなら、人件費のかかっていないWEBサイトから契約して、最大限に時間を節約しながら金銭面でも得を取る方が良いと思います。 引っ越しの多い方は尚更、固定回線ではなくケーブルでもなく、ポケットWiFiを選べば間違いないと思います。 是非ご参考にしてくださいね。