格安SIMとポケットwifiはどっちのプランが得か!?|料金・速度・通信制限を比べた結果

ポケットwifiと格安SIMを色んな方向性で比較したら、面白い結果がでました。

ポケットwifiと格安SIMについて

ポケットwifiと格安SIMの事はご存知ですか?
もし、知らない人がいたらと思って簡単に説明します。

ポケットwifiについて

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ポケットwifiというのは、外で高速ブロードバンドをするための端末および契約の事と一般的に知られています。

また、ポケットwifiというのは、本当はY-mobile(旧E-mobile)の登録商標の為、Ymobileのモバイルwifiルーターを指しています。ただこのポケットwifiという名称が一般化しているので、分かりやすいようにポケットwifiと言っています。

一般的な有名どころでいうと、Y-mobile(ワイモバイル)とWiMAXです。
基本的にはこの2社だけ知っていれば問題ないでしょう。

格安SIMについて

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格安SIMというのは、ポケットwifiやスマホを契約した時に端末の中に入れる、ICカードの事を指しています。

SIMカードを指す理由は、本体に契約を記憶させる事が出来ない為、代わりにSIMカードに電話番号や契約情報を入れて、その情報を端末側で読み込ませ利用させているわけなのです。i-phoneとi-podの違いもこのSIMカードが入るのと入らないだけの差で電話ができキャリアの電波が使えるという差が出てきているわけです。

また、スマホでSIMフリー端末という言葉を聞いたことが有る方も多いかもしれませんが、実はスマホというのは、各キャリア(au/softbank/docomoなど)のSIMロックが掛っています。

この本体はsoftbankのSIMカードしか使えませんよ~。というようなロックです。
こういったロックの掛っていない端末をSIMフリー端末といって、好きなキャリアのSIMで好きな端末を使うことができるのです。
その為、安い端末と安い回線の組み合わせを作れるので、今注目されています。

格安SIMとポケットwifiの決定的な違いプランの選び方

上記で説明した通り、格安SIMに関しては、好きな回線会社で好きな端末を利用することができるので、安いもの同士でくっつけることによって、通信費の削減ができるようになります。ただし、端末の購入とSIMカードの契約を別でする必要があります。
ということは、必然的に端末の性能などを知ってから購入する必要があるので、多少なりとも知識が必要です。

また、契約するSIMカード次第で使える電波が異なってくるので、それに合った端末を選ぶ必要があります。

更に、SIMカードを選ぶ際は、何十というプランの中から選択をする必要があるので、ハッキリ言ってかなり分かりづらいです。

その為、格安SIMにするのは、少々リスクと多少の勉強が必要です。

それに比べてポケットwifiは、Y-mobileやWiMAXと契約することによって本体料金0円で、決まったプラン内で端末を2~3種類から選択することができます。

しかも、どの機種も割とハイスペックなので、正直あまりハズレはありません。

ということは、端末の選び方やプランの選び方がわからなくても、ある程度は安心して選べます。

格安SIMとポケットwifiを簡単に属性分けすると。

  • 玄人向け=格安SIM
  • 一般向け=ポケットwifi

基本的にこのようなイメージを持って間違いないと思います。
さて、これがわかったところで、料金はどのくらい差があるのかということが気になるでしょう。

月額料金はどう変わるのか?

ポケットwifiの場合

一般的にポケットwifiというのはプロバイダで毎月の値段が変わってきます。
平均的には2800円~4300円代ぐらいが基準となり、この料金内に端末代金も含まれています。
そして毎月のパケット利用も7GBまでは通信速度制限が掛らないようになっています。
仮に3,000円で計算して2年使った場合は3,000×24=72,000円

格安SIMの場合

格安SIMは選べる会社がたくさんあり、選べるプランもたくさんあります。
とはいっても、ポケットwifiと同じような条件で使う場合、どのくらいの値段になるのかを知りたいので、最近よく売れている「IIJmio」で計算してみます。

先ず、端末はバッテリーや速度の観点から考えて、最近の高性能の端末が好ましいですね。
新品を購入する場合、安く見積もっても3万は掛かります。
次にプランですが、IIJmioには7GBプランが無いので、5GBのプラン1520円で計算します。

さて、2年使う場合の総費用は、1,520円×24ヵ月+30,000円=66,480円

プランが5GBということもあり、ポケットwifiよりも5520円だけ安かったです。
ちなみに月10GBのプランの場合は、2,560円×24ヵ月+30,000円=91,440円でした。

ただ実は、このプランには落とし穴が有りました。

ポケットwifiと格安SIMの通信制限について

ポケットwifiに関しては、WiMAXのギガ放題というプランは無制限でやっていますが、通常プランには月7GB制限があります。

また、3日間で1GB制限というのもあり、規定量を越えると、夜の6時から翌朝の6時まで速度を下げるというかなり苦しいものです。

※ギガ放題は3日間3GB制限です。

格安SIMに関しても、先ほどの「IIJmio」は月5GB制限でした。
また、3日間の制限もあるのですが、3日で366MBまでというものです。(10GBも同じ)
ポケットwifiの3分の1しか使えないので、動画なんて見れたものではありません。

実はこの3日間制限が落とし穴でした。

まとめ

格安SIMとは言っていますが、あまりネットを利用しない方にとってメリットがあるだけで、一般的な利用をされる方にとって、正直そこまでメリットはないのが格安SIMです。

何よりも3日間の制限がキツイので、動画を見れないというのが痛いところです。
またちょっとしたデータ転送をしただけでも、制限にかかりそうな容量に設定されているので、個人的には毎月5GBほどしか使いませんが、使い勝手が悪いと考えています。

本当に安定して、使っていきたい方は、普通にポケットwifiにするのが良いでしょう!

実は2年間の実質価格が安いのは、WiMAXのGMOとくとくBB

先ほどまでは、あくまでも一般的な料金プランで案内しましたが、実際にそこそこの速度制限があり、2年間の総コストがかなり安いもので選ばれているのは、WiMAXのGMOとくとくBBです。

理由は、キャッシュバックにあるのですが、最大30000円~33000円ほど出してくれます。

詳細な金額を出してみると。

  • 通常プラン(7GB制限あり、3日制限1GB)
    3609円×24カ月-30000円=56616円
  • ギガ放題プラン(7GB制限なし、3日制限3GB)
    3609円×2ヵ月+4263円×22ヵ月-30000円=71004円

さっきのIIJmioの場合は5GBプラン(3日制限366MB)で、2年間利用で66480円でした。そうすると7GBと容量制限は増えているにも関わらず、10000円程も格安SIMより安いのです。

どうでしょう?料金面・通信制限・ひいては速度面でもGMOとくとくBBのWiMAXが優れているという結果になりました。

もし月額でポケットwifiをお考えであればGMとくとくBBをおすすめします!

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