W05のデザインイメージ

WiFiはかせ

1月19日にWiMAXから新しい端末の「Speed Wi-Fi NEXT W05」が発売になったよ!!


 
W05のデザインイメージ
さて、毎年2台の端末(WシリーズとWXシリーズ)が発売しているWiMAXですが、今回はWシリーズにあたるW05が発売になりました。
デザインは、”スポーティなカラーと質感を実現したスピード感に溢れたデザイン”という事のようで、シンプルデザインで薄型に仕上がっています。
しかし、選ぶべきかどうかの基準で言えば「選んでも損はない!」です。
ただ選ぶかどうかの判断基準はデザインよりも、その端末の性能や特徴かと思います。
何より、WXシリーズ最新端末のWX04が3年契約必須だっただけに気になる契約年数、細かな機能や性能、契約する時に選ぶべきかなどを詳しく紹介していきます。
W05の実際に使ってみた感じを知りたい方はこちらをご覧ください。
性能を見るより、明らかにわかりやすいはずです。
⇒ W05を実際に使ってみた口コミ
[blogcard url="https://pocketwifi-hikaku.info/w05-review"]

W04のスペック(性能)

W05 ホワイトシルバー

端末名 Speed Wi-Fi NEXT W05
製造メーカー HUAWEI
本体サイズ 約130×55×12.6mm
画面サイズ 2.4inch
重量 約131g
通信速度 ■ハイスピードモード
(WiMAX2+のみ)
下り最大558Mbps※
上り最大30Mbps■ハイスピードプラスエリアモード
(WiMAX2+、LTE)
下り最大708Mbps
上り最大75Mbps※
連続使用時間 ■ハイスピードモード
(WiMAX2+のみ)
ハイパフォーマンス:約6時間30分
ノーマル:約9時間
バッテリーサービス:約10時間30分■ハイスピードプラスエリアモード
(WIMAX2+、LTE)
ハイパフォーマンス:約4時間20分
ノーマル:約6時間30分
バッテリーセーブ:約9時間10分
バッテリー容量 2,750mAh
充電用の端子 USB3.0 Type-C
WiFi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac
(2.4/5GHz)
カラー ブラック×ライム
ホワイト×シルバー

スペック表だけで見ても正直どうなのかよくわからないところかと思います。
ただ、旧端末と細かな違いはところどころであるので、ここから詳しく説明させていただきます。

W05の速度はWiMAX最速クラスに仕上がっている

W05の速度
W05は、「最大下り速度708Mbps」、「最大上り速度75Mbps」と以前の端末よりも進化を遂げています
この技術は、4x4MIMOの3CA(変調方式256QAM)に対応したことにより、WiMAX2+回線とau4GLTE回線を同時に利用できるようになったため、下り最大708Mbpsを実現することができました。
ただ、まだまだ利用できる範囲は狭く、東名阪エリアでしか対応していません。(今後拡大予定)
さらに、この速度はau4GLTE利用者に限るため、2年契約であれば毎月1,008円のLTE利用料がかかります。3年契約であればこのLTE利用料は無料です。

注意

au4GLTEを利用する時は、たとえギガ放題でも7GB制限に掛かるので気をつけてください。

また、勘違いしてはいけないポイントがあり、これらの速度は必ず出ると保証されているものではなく、回線そのものがベストエフォートサービスのため、周りの利用者や端末の状況により速度が変わりますし、あくまでも理論上の速度でしかありません。
 
そのため、20~50Mbpsほどの下り速度がでればかなり優秀な方です。実際20Mbpsもでていれば全くノンストレスで利用でき、超高スペック端末でもない限り速度の違いに気がつきません。
ゲーミングパソコンの中でも最高スペックのものでもない限り、200Mbpsと30Mbpsの違いは気がつかないほどです。
なので速度の説明はしましたが、実はそこまできにするものではないのが現状です。

W05の大きな3つ特徴

W05には、比較対象となる端末のWX04や今までの端末比べても大きな違いが一つあります。
それでは詳しくみていきましょう。

WiFiの再設定が不要に!「Wi-Fi設定引越し機能」搭載

WiFiの再設定が不要になったWiFi引越し機能
今まで使っていたWiMAX端末(一部機種除く)であれば、スマホやパソコンに設定していたWiFi設定情報(SSID,パスワード,暗号化モード)をそのままW05にコピーをして、前のWiMAX端末で利用していたスマホやパソコンでの再設定をせずにインターネットが利用できます
 
ただ、W02を利用していた方はSSIDにW02と入っていたり、その端末ごとの名称が入っていると思いますが、その端末の名前情報もそのまま引きつがれるので、便利な機能かというと、少しむず痒い機能かもしれません・・・。
 

WiFiはかせ

やっぱり新しいWiMAX端末になったら、SSIDも新しい端末のものが気持ちいい!だから結局は再設定しそうだね…。


 

基本は3年契約だが2年契約できるプロバイダもある

これは非常に大きな特徴でしょう。
WXシリーズの最新端末WX04では3年契約が必須ですが、W05も3年契約が必須です。
ただ、さすがに3年契約にもなるとバッテリーの弱さが気になってきます。
最初どれだけバッテリーの強いものでも、経年によりバッテリーが弱くなってきて、3年後には使い勝手に支障出てくる可能性もあります。
ただ、1社だけ2年契約で大丈夫なプロバイダがあります
それはGMOとくとくBBです。
ちなみにキャッシュバック金額は最高額です。
⇒ GMOとくとくBBの詳細

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バッテリーの比較的強いiPhoneでさえ、2年もすればさすがに弱くなってくるぐらいです!どれだけ強いバッテリーでも3年間も満足行くレベルで利用できるわけがないですね…。

バッテリーが少し弱め(前年の2つの端末よりも弱い)

W05の連続使用時間は、旧端末よりも少し少なめの9時間ほどとなっています。
この利用時間は、WiMAX2+のみ利用時(想定としてはギガ放題利用時)となっており、WiMAXユーザーの多くの方がこの連続使用時間に当てはまります。
またどのくらいの差があるのか、旧端末の「WX04」と「W04」の2種類と比べてみました。

W05 WX04 W04
W05 ホワイトシルバー
9時間 11.5時間 10時間

現在、WiMAX端末の中でバッテリーの持ち時間最長であるWX04と比較してみてみると、約22%少ない持ち時間(9時間)であることがわかります。
そう考えると、今WiMAXが販売している端末の中で、最もバッテリーが弱い端末といっても過言ではないでしょう。

W05の価格

WiMAX端末は契約するところにより、無料で購入できます。
しかし契約するプロバイダ次第では、有料になっているところもありますので、一部を紹介します。

プロバイダ 端末代金 契約年数
GMOとくとくBB
(キャッシュバックの王者)
本体のみ:無料
クレードルセット:3000円
2年
UQ-WiMAX
(公式プロバイダ)
本体のみ:2800円
クレードルセット:5200円
3年
So-netモバイルWiMAX2+
(サポートが強い)
本体のみ:無料
クレードルセット:3290円
3年
Broad WiMAX
(単純な安さで勝負)
本体のみ:無料
クレードルセット:3500円
3年
Biglobe WiMAX
(口座振替可能)
本体のみ:実質無料
クレードルセット:3290円
3年

W05を扱っている4つのプロバイダの端末のみ料金とクレードルセットの料金を出してみました。
UQ-WiMAXに関しては、端末のみでも有料に設定されており、月額料金も最も高いです。

W05の特徴まとめ

「WiFi設定引越し機能」「契約年数」「バッテリーの持ち」の3つの特徴をシンプルに説明しました。
まず、WiFi引越し機能を使うために時間を使うぐらいであれば、シンプルにWiFiの設定をした方が早いのではないか?という疑問は残りました。
また、バッテリーの持ち時間は現行機種の中では少し弱い事もわかりました。
しかし、最新端末だけど2年契約で使えるのは大きなメリットですね。
これらの特徴をまとめて言えるのは、WiMAXには優秀な端末が多いので、いますぐW05を選ぶ必要はないという事です。
 
ただ、デザインが気に入ったという方は、GMOとくとくBBで32,000円キャッシュバック&端末無料で予約する事ができます。
今最もお得なキャンペーン内容なので、ぜひご確認くださいね。

W05は選ぶべきか?

選んでも損はありません。
現時点では、WiMAXには4種類の端末が存在している事になります。

  • W05
  • WX04
  • W04
  • WX03

※WX03は近いうちに廃盤になりますが、今はまだ購入でき、ギガ放題との相性は抜群です。
どの端末を選ぶべきなのかを決めるには、この4種類の端末で比較をする必要があります。
ただW05を利用してみましたので、W05について更に知りたい方はこちらもご覧ください。
⇒ W05を実際に使ってみた私の評価
[blogcard url="https://pocketwifi-hikaku.info/w05-review"]

端末を選ぶときに大切なポイント

そして比較をするべきポイントは5つです。

  • バッテリーの強さ
  • 回線速度
  • 必須契約年数
  • ギガ放題利用時の相性
  • キャンペーンの有無

これらを詳しく説明するには、このページでは足りないので次の記事でご紹介したいと思います。
→ WiMAXの『W05とWX04とW04』ならどれがいい | 徹底比較で選ぶべき端末を見つけた