最近、夜になるとものすごくフレッツ光が遅くてyoutubeも止まってしまう、ネットがまともにできない。
アプリでさえ止まってしまうというような人が多発しています。
1Gbpsの速度のはずなのに、1Mbpsも出ていない!なんて人もいるぐらいです。かくいう私もフレッツ光withYahoo!を利用していますが、夜の遅さに悩まされており、こういった記事の更新も外のカフェにパソコンを持ち出してやっているほどです。
さすがに1日ぐらいであれば、そこまで気にしないかもしれませんが、何日も遅い日が続くと何のためにお金を払っているのかわからないでよね。
私含めこういった人のために、速度が改善される可能性のある、フレッツ光が遅いときの対処法をお伝えさせていただきます。
フレッツ光の速度が遅い原因と対処法
- ONUが原因
- WiFiルーターが原因
- パソコンなどの端末側が原因
- IPv4が原因
- 回線の通信障害が原因
- フレッツ光ユーザーが増えたことによる原因
- プロバイダの混雑が原因
フレッツ光が遅い原因は様々な要因がありますが、自宅内での問題の場合は改善することができます。
それではそれぞれの原因と対処法を見てみましょう。
ONU(フレッツ光回線終端装置)が原因の場合
ONU(フレッツ光回線終端装置)というのは、家に取り付けるお弁当箱サイズの端末のことです。
フレッツ光であれば、白い端末か黒い端末がこれにあたります。
※ONUのイメージです。
ONUのコンセントを一度抜く
コンセントを抜いてリセットすることで、ONUが問題になっている場合のフレッツ光の速度の遅さが改善されることがあります。
しかし、ONUが問題になっている場合は、正直遅いというより繋がらないことが多いので、試してみることの一つとしてお考えいただくと良いでしょう。
※リセットボタンというものがONUにはついていますが、内部のプロバイダの設定が初期化されてしまいますので、押さないようにしてください。
ONUの裏側のLANケーブルが抜けていないか確認する
LANケーブルは爪がありカチッと止まるようになっているので、基本的にぬけることはありません。
しかし、昔のLANケーブルは爪がないものもあるので、念のために確認をしてください。
ただ、もし抜けていた場合は基本的につながりません・・・。
ONUが故障している可能性がある
ONUが故障をしていたという例はあまり多いものではありませんが、全くないわけでもありません。
ただ故障している可能性もぜろではないので、フレッツ光に電話して確認をしてもらって見るのも視野に入れてもよいかと思います。
ONUの故障受付窓口
⇒ 0120-000-133
NTT西日本 故障受付窓口
⇒ 0120-248-995
※どちらも電話は24時間受付をしておりますが、修理などの対応時間は午前9時~17時までとなっております。
WiFiルーターが原因の場合
WiFiルーターはONUとつなぐことで、WiFiにしてスマホやノートパソコンなどにLANケーブルをつながずにインターネットをするために必要なもので、今の時代利用している方がほとんどです。
この今の時代に必要なWiFiルーターが原因で、フレッツ光の速度低下を起こしていることもあります。
WiFiルーターの一度コンセントを抜く
ONU同様に、内部で何かしらのエラーが起き、速度低下を招いていることがあります。
そんな時はすかさずにコンセントを抜いて1分程たってからもう一度コンセントをさして電源を入れてください。
WiFiルーターが原因になっている場合は、これで改善されることがほとんどです。
※ONU同様ですがリセットボタンのついている端末もあります。誤って押さないようにしてくださいね。
WiFiの周波数の設定を変える(効果は薄い)
WiFiには11acや11nなどの規格、2.4GHzや5GHzなどの周波数があります。
電子レンジなどの電磁調理器を利用しているときに速度が遅くなることがある、途切れることがあるような方は、2.4GHzの周波数帯の設定になっている可能性があります。
2.4GHzの周波数帯は、FAXや電子レンジから発する周波数帯と似ていることから、電波が阻害され、通信障害を引き起こすこともあります。
ここ2年程で購入されたWiFiルーターであれば、あまりにも安いもの以外は基本的に5GHzの周波数帯に対応しているので、設定を一度切り替えてみるのもよいかもしれません。
設定の変更方法は、端末の裏や横にSSIDなどが載っているところ、もしくはカードがありますので、通常のWiFi設定をするような感じで、5GHz対応のSSIDに切り替えてパスワードを端末側で入力するだけで切り替えができます。
パソコンなどの端末側が原因の場合
インターネットをするために、なんの端末を利用しているでしょうか?
端末によって遅い場合があります。
再起動することで遅さを解消できることがある
パソコンやスマホやタブレットなどの端末にエラーが出ていて、ネットが遅くなること、つながりが悪くなることがあります。
そのため、一度電源を落として、再起動してみてください。
すんなりと治ることがあります。
スペック(性能)が低いことが原因で遅いことがある
ものすごく安かった端末、かなり前の端末を利用していると、インターネットの読み込み速度が遅い場合があります。
こんな場合は端末の性能が低いために、回線速度ではなく端末側でネットから引っ張ってきたデータの処理がおいついておらず、遅くなっていることがあります。
性能が低いことによる解消法は、今のものより性能の良いものを利用すること以外にありません。
LANケーブルが原因の場合
ほとんどないと思いますが、LANケーブルが切れていたりする、折れ曲がりすぎていたりする場合、遅くなる可能性はゼロではありません。
ただ、切れている場合はそもそも繋がるか繋がらないかの問題がほとんどなので、正直そこまで問題になることはありません。
また、LANケーブルには、カテゴリー規格というものがあり、CAT7(カテゴリ-7)やCAT5e(カテゴリー5e)などの種類があります。
このCATというのは、そのLANケーブルで利用できる回線のキャパや速度に影響しますが、はっきり言ってこれが遅さの原因になることはありません。
規格上、CAT5は100Mbpsまで、CAT7は10Gbpsまでの速度で利用できますが、一般的な回線は20Mbpsほど出ていれば遅さを感じることはありません。だから速度低下の要因になることは無いといっても過言ではないです。
POINT!文章知識のあまりないサイトでは、規格上の知識だけでLANケーブルを変えれば早くなると言っていますが、理論上や計測上の速度が上がったところで、実感できるかというと、50Mbps以上の速度が出ている場合は、よほど重たい動画などを扱わない限りほとんど実感できません。
IPv4が原因
インターネットに接続する場合、IPアドレスというものは割り振られています。
IPアドレスというのはいわば、ネット上の住所のようなもので、どこから誰がアクセスしているのかを示すものでもあり、ネット犯罪を防ぐためなどにも用いられている重要なものです。
IPv4は4桁×4桁で16桁の数字の羅列です。
これはネットの普及速度が速すぎて、全世界でインターネットを利用している数が多くなってしまったからなのです。
そこで改善策として出されたのがIPv6という6桁×6桁のIPアドレスです。
IPv6対応のプロバイダにすると速度向上する場合がある
実はフレッツ光の場合、IPv4を利用してサービス提供しているプロバイダの場合、フレッツ光側が1Gbpsの速度ですよー!!と言っていても、規格上100Mbpsでサービス提供されている場合があります。
実は、1Gbpsの速度でサービス提供しているのは、IPv6に対応しているプロバイダなのです。
よって、IPv6のプロバイダに乗り換えることで、フレッツ光の遅さを解消できる場合があります。
IPv6対応プロバイダ
など。
他にも複数社がIPv6サービス提供していますが、代表的な会社はこの4社です。
ちなみに、今このプロバイダを契約している方でもプランを変更しないとIPv6を利用できない場合がありますので、プロバイダにお問い合わせください。
回線の通信障害が原因の場合
NTT側の故障や工事
フレッツ光サービスを提供するには終端装置という機械を利用しているため、定期的にメンテナンスが必要です。
こういったフレッツ光サービスを提供するための設備のメンテナンス時は遅くなることがあります。
また、通信障害が出ているときも遅くなる場合があります。
遅いな!と感じる時は下記の「工事・故障情報」が出てくるサイトがあるのでご覧ください。
もし、何らかの原因で通信障害が起きている場合は、待つしかありません。
ただ、そうそう通信障害が起きることはないので、ご安心ください。
海外や日本などでDoS攻撃をされている
あまり馴染みがないかもしれませんが、回線をパンクさせようとする攻撃があり、それをDoS攻撃といいます。
最近、海外から日本のサイトが多く攻撃を受けていますが、それとは少し違ったものです。
ただし、回線がパンクするほどの攻撃を受けると、常に大容量データのやり取りを行っている状態となり、回線が不安定もしくはつながりにくいなどの影響がでてしまいます。
そして、回線速度が遅くなります。
こういった攻撃をフレッツ光の回線が受けていると、復旧を待つしかないのが現状です。
フレッツ光ユーザーが増えたことによる原因
規制緩和により、フレッツ光のキャッシュバックが減ったのは多くの方が徐々に知ってきている段階です。
そして、その時にsoftbank光やドコモ光といったコラボ光のサービスが開始されました。
コラボ光は対応したスマホの月額料金が安くなるので、ユーザー数が大幅に増えていますが、このコラボ光で利用している回線はフレッツ光のものなのです。
要するに、フレッツ光回線を利用しているユーザーは増えた!ということです。
その結果、フレッツ光の回線はパンク気味になり、フレッツ光およびコラボ光の契約者の多い地域は特に、インターネットを多く利用する時間帯の「夜」 になると、パンクしてしまって遅くなるのです。
ようするに設備がユーザー数に追い付いていないということです。
ただし、設備は非常に高額なのですぐに用意できるわけではありませんので、待つしかないのが現状です。
プロバイダの混雑が原因
先ほどはフレッツ光の回線の混雑が原因とお伝えしました。
しかし、回線が原因で無い場合、プロバイダの混雑が影響で遅くなっている可能性もあります。
回線とプロバイダの関係は道路と車の関係と同じです。
プロバイダはいわば情報を運んでくれる運び屋さんですが、その運び屋であるプロバイダも基本的には設備があり、その設備を経由することでインターネットの利用が可能になります。
ただこの設備も多くの人が利用していると、キャパオーバーになり処理速度が低下することで、ネットの回線速度低下につながります。
※ものすごく簡単に伝えているので厳密には少し違います・・・。
最も早い回線速度の改善方法はフレッツ回線からの乗換え
現在フレッツ光を利用している方は、マンションと戸建てどちらで利用しているかにより料金が異なりますが、ネットのみであればマンションなら4000円近く払っているかと思います。
また、戸建ての場合は、6000円ぐらい(地デジをフレッツから引いていない限り)払っているかと思います。
そういった方の場合、乗換を検討すると毎月の利用料金が安くなる可能性があります。
そして何より、フレッツ回線とは違う回線に乗り換えることで、回線のパンク状態から解放されることになるので、多くの場合早くなります。
フレッツ光よりも回線速度が速くなる可能性がある乗換先は下記の2つです。
- フレッツ回線を使っていない光回線
- いっそ固定回線をやめてWiMAX(置くだけWiFi)
それでは少しだけご説明します。
フレッツ光の回線を使っていない光回線
フレッツ光の回線を利用していない光回線は4社あります。
- ケーブル系(最大1Gbpsだがかなり遅い)
- 電力系(最大1Gbps)
この中でお勧めはNURO光です。
NURO光がオススメな理由は、フレッツ光の回線とは全く別の回線を使っていながら、規格値でも日本最速ということです。
実際の口コミ評価をみていても一目瞭然です。
(*゚ω゚):;*.’:;ブッ!
NURO光しゅごい… pic.twitter.com/vRdmSQrmNx— もやし (@moyashi_FFXIV_) 2017年11月13日
しかも!!
月額4,743円で利用することができるのでフレッツ光やコラボ光よりも安いです。
※戸建ての場合
また、マンションであれば1900円~4,743円で利用することができます。
POINT!戸建てもマンションも、回線・プロバイダ・無線LAN・セキュリティー料金コミコミです。
更に!高額キャッシュバックがあります。
詳しくは「」をご覧ください。
最近では置くだけWiFi(SoftBankAirやWiMAX)にしたらフレッツ光より速くなったという声もある
最近、SoftbankがSoftbankAirというものを大々的に売り出しており、WiMAXはホームルーターというスタンスで、HOME L01というコンセントのある場所でしか利用できない固定された場所で使うWiFiルーターを販売しています。
これらのSoftBankAirとWiMAXのL01をまとめて「置くだけWiFi」と最近呼ばれるようになってきております。
どちらも料金は3,000円~4,000円ほどと安め。
更に、WiMAXはauスマホ、SoftBankAirはSoftbankスマホが安くなるというメリットがあります。
置くだけWiFiに関してはこちらで説明するよりも別で詳しく比較している記事があるので、ぜひそちらをご覧ください。
⇒ 置くだけWiFi(SoftBankAirかWiMAX)はどっちがいい!?
まとめ
フレッツ光の遅さを解消する手段をいくつかご紹介しました。
様々な原因があり、それに対しての対策も多種多様です。
もしかしたら、ここにも掲載していない対処法があるかもしれませんが、私が知っている中では、ものすごくインターネット回線に詳しい人以外がとれる対処法はこれぐらいです。
ぜひ解決につながるとうれしいです。
私の家では、隼の光コラボですが、夜間は1Mどころか、計測できる時で、0.5Mくらいです。
タイムアウトや接続が切れましたのメッセージが表示され、計測できないことが日常です。
深夜や平日の昼間は10Mくらい出るときがあるので、混雑が原因とみてますが。
WiFiルーターもac対応のものに買い替えて、お金をかけ色々試しましたが、結果変わらず。
契約しているコラボ会社にIPv6を打診したところ、プロバイダは対応しているものの、
NTTの工事費やONUの交換などで、初期費用が2万円くらいかかり、さらに、NTTからの毎月の機器レンタル料が
5000円アップで請求されるとの事。毎月の費用が倍になるのはさすがに諦めました。
困ったことに、田舎なので、NUROはおろか、大手のWIFiも提供地域外。なんとか手はないものですかね?
KenKenSh様
すいません。気づくのが遅くなりました。
ほぼ確実に混雑が原因なきがしますね…。
現時点での対応策はおっしゃるようにIPV6にすることで間違い無いと思います。
ただ、工事費がかかるのは仕方ないとして、料金が倍になる例は初めて聞きました。
現状から判断するに、ご利用されている地域の独自の光回線の対応状況を確認してみても良さそうです。
下記にメールをいただけましたら、光回線の対応状況などある程度詳しいラインまで変わりにお知らせして、想定料金もシミュレーションしてみるので、ぜひご連絡いただけますと幸いです。
info@kura-web.com